5年ほど前の書籍ですが、現在でも遜色のない内容です。Webサイト構築・運用に関わる人にお勧め。
仕事で会社のWebサイト刷新に関わることになったので参考までに手に取って読んでみましたが、予想以上に自分のニーズにマッチする内容でした。
5年ほど前に発行された本ですが、これからWeb戦略の考え方を学ぶ人にはちょうど良いのではないでしょうか。
5年ほど前に発行された本ですが、これからWeb戦略の考え方を学ぶ人にはちょうど良いのではないでしょうか。
第1章では企業サイトには戦略が必要な理由、第2章でWebサイトを戦略的に立案する具体的なやり方、第3章ではWebサイトをマーケティングやセールスの戦術に活用するための基本的な考え方、そして第4章では戦略的なサイト運用といった具合に、どのフェーズでも「戦略」というベースがあって初めて上手くいくということが分かります。
そしてWeb戦略は事業戦略とリンクしていること。その意味では、Webサイトも根本的には情報システムの構築と同じと言えます。
大事なのは「誰のための・何のためのサイトなのか」を社内で共有すること。それがあって初めて社内での「大義名分」が得られ、専任体制の設置や予算の獲得が可能になるのです。
サイトのリニューアル時だけでなく、運用期においても定期的に読み返して、ブレることのないWeb戦略立案・推進に活かしていきたいものです。