不在者投票をしてきた話

2019年7月21日に参議院選挙が行われます。
私事ではありますが、私は昨年9月に愛知から東京に移転した際に、諸事情から住民票を愛知県に残したままでしたので、当然現在の居住地である東京で投票することができません。

そこで「不在者投票」制度を利用して、東京で投票をしてきました。以下はそのときの手続きメモです。なお当然のことながら、投票する対象は東京都ではなく愛知県で立候補した候補者となります。

  1. もとの居住地(住民票のある市町村)に対して「不在者投票宣誓書兼請求書」を請求します。大抵はその市区町村のホームページから請求書類のPDFがダウンロードできるはずです。分からなかった、その地域の選挙管理委員会に問い合わせましょう。
  2. もとの居住地の選挙管理委員会から投票用紙等が送られてきます。自分の場合はゆうパックで来ました。中には、投票用紙及び不在者投票用封筒が封入されている封筒があり、開封禁止のシールが貼られています。これをはがしてしまうと投票できないので要注意です。
  3. 投票可能な日時と場所については、2で送られてきた書類一式の中にある案内文に記載されていますので、それに従います。市区町村によるかと思いますが、自分の場合は土曜日でも投票できました。
  4. 実際の投票場所は、現在の居住地の市役所内にある一角に設置された選挙管理委員会でした。そこで不在者投票のやり方の説明を受けた後に投票です。
  5. 投票用紙は「内封筒」の中に入れて、それをさらに「外封筒」に入れて選挙管理委員会の担当者に提出します。外封筒には自分の名前を署名する必要があります。最初は「名前を記入したら自分が誰に投票したか分かってしまうんじゃね?」と思いましたが、それを防ぐために内封筒があることに気付き、納得しました。
  6. 投票自体はこれで完了。思ったよりスムーズにいきました。
  7. 市役所を出る際にNHKの人に呼び止められました。いわゆる出口調査ってやつですね。時間があったので調査(アンケート)に協力してきました。タブレットに表示される質問事項に1つずつ応えていく方式です。アンケート項目は、「どの政党に投票したか」とか「安倍政権を評価しますか?」とか。

以上です。
不在者投票自体が初体験だったのですが、自分のように移転したにも関わらず住民票を移していない人であっても、手軽に投票できる制度が今は整っているので、今まで投票に行かない人も面倒くさがらずに投票した方が良いと思います。
万一当日都合が悪くても、同じように期日前投票という制度があるので、これを利用しない手はありません。