『ソフトウェア・ファースト』読了

ITでビジネスそのものを変革しよう!

ソフトウェア・ファーストとは:IT活用を軸として事業やプロダクト開発を進めていく考え方

上記の定義にある「IT」が、ここでは特にソフトウェアという意味合いで使われていると捉えてほぼ間違いありません。
ITにしてもソフトウェアにしても、一般的にはひとつの手段に過ぎないのですが、使い方次第ではサービスや製品のあり方を根底から覆す可能性があります。
それには、多くの日本企業が囚われてきた「ITは業務効率化のためのツール」という旧来の認識ではなく、事業の根幹をなす重要なファクターであると肝に銘じる必要があります。

こうした可能性を秘めたITを「手の内化」することこそが、今後日本企業が飛躍していく鍵であるというのが本書の主張です。
「ITの手の内化」を実現するためには、それ相応の体制を構築する必要があります。その軸になるのが、エンジニアの採用、OKRに代表される目標評価制度、強い開発組織づくりです。

組織づくりについてはその企業の業態や規模など様々な事情が絡むため、一概にこれといった正解はありませんが、筆者の経験をもとに典型的な組織体制やキャリアパスの具体例も紹介されているので、非常に参考になると思います。