台風19号

2019年10月12日~13日にかけて関東甲信越地方および東北地方を襲った超大型の台風19号。
私の居住地は東京の多摩地方であるため、当然ながら多大な影響がありました。
市内のアナウンスでは、特に多摩川流域の地区に対して早くから避難勧告が出ていましたが、19時頃にとうとう私が住む地区も避難勧告対象になりました。
エリアメールで列挙されている避難所の中に、私の家から100メートルほどの文化センターがあったので避難する必要あるのかどうか判断に迷うところだったのですが、万一のことを考えて避難することにしました。

何しろ人生で初めての災害による避難なので何をしたら良いのか分からなかったのですが、避難所が近いこともあり、とりあえず
 ・食料(イザというときに夕方に握っておいたおむすび数個)
 ・お茶
 ・レインコート
 ・本
 ・モバイルバッテリー
 ・スマートフォン
 ・タオル
を持って避難所に向かいました。

避難所である文化センターにはすでに多くの人が入っていました。大広間はほぼほぼ埋まっているようだったので、自分は取り合えず大広間の外の通路端に陣取ることにしました。

避難してきた人の中には、キャンプで使うような寝袋を持ってきたりして用意周到なファミリーもいましたが、概ね皆さん軽装で、一夜をしのげれば十分という感じでしたね(自分もその一人でしたが)。

さて肝心の台風ですが、多摩川流域の一部地域で川が氾濫したというニュースがあったものの、少なくとも首都圏においてはそれほど深刻な被害もなく、日付が変わる頃には台風はすでに関東地方を抜けていて、自分がいた避難所周辺もすっかり雨も風も小康状態になっていました。

この時点で、さすがに帰宅して大丈夫だろうと判断し(そもそも距離にして100メートル)、避難所を出て自宅に戻りました。
結果的に避難しなくても全く実害はなかったのですが、たった数時間とはいえ避難所生活?を経験できたことは、今後のためにもプラスになったのでは、と思っています。